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TOP Archives ShortThat’s People Campuslife Institute ザッツ京大とは オフィシャルサイト 検索: Archives ShortThat’s People Campuslife Institute ザッツ京大とは 検索: Campuslife No.12 update.2017.08.17 泣く子も黙る?アメリカンフットボール部「ギャングスターズ」の実態に迫る(後編) #アメフト#アメリカンフットボール部#卒業生#学生 この記事をシェアする こんにちは、ザッツ・京大編集部です。 今回も引き続き、京大が誇るアメリカンフットボール部「ギャングスターズ」をフィーチャーします。前編はクラブハウスを訪れ、選手たちを支えるスタッフの活動を紹介する他、GMにもインタビュー。さらに監督の西村大介さんにもインタビューさせてもらえることになりました。   熱き漢(おとこ)、西村監督に真っ向インタビュー 前編をご覧の方はご存知でしょうが、チームの公式サイトに掲載されている写真が怖いんですよねえ… 喝を入れられる前に退散しようかと思っていたところ、西村監督が登場。もう逃げられない。 ここは腹をくくってインタビューするしかない!・・・という気持ちになっていました。 ……しかし落ち着いて監督の顔を見ると、目ヂカラが強くて圧がハンパないけれども、やさしい雰囲気が漂っています……。無事に帰ることができそうです。 公式サイトの写真とは違い、やさしい雰囲気の西村さん   ─ まず監督の役割を教えてください。   西村さん: ひとつは、チームの目標である「日本一」を実現すること。もうひとつは、クラブ活動を通してチームの目的である「社会をリードする人材育成」を行うことです。私一人だけではとてもできないので、GMやスタッフ、そして選手たちと力を合わせてがんばっています。   ─ アメフト経験者は強いリーダーシップをもった方が多いイメージがありますが。   西村さん: 社会のさまざまな分野でアメフト経験者が活躍されていますからね。それと、アメフトには数多くのポジションがあって、それぞれが専門化されています。例えば、ボールを蹴るだけの選手もいれば、そのボールを置くだけの選手もいます。こうしたスペシャリストたちをひとつのチームとしてまとめるためには、強いリーダーシップが必要だからかもしれません。   ─ なるほど。そういう視点で見ると、アメフトに対する関心が高まります。でも、ルールが難しそうで……。   西村さん: アメフトは観戦するには最高の競技ですよ。ルールも最初はとっつきにくいかもしれませんが、決して難しくないので一度観戦してください。   ─ ぜひ。ところで西村さんはどういった経緯でギャングスターズの監督になられたのですか?   西村さん: 京大卒業後も社会人チームで選手として活動していました。引退後、企業に勤めながらコーチとしてギャングスターズに参加させてもらうようになり、気がついたら会社を辞め専属コーチをやるようになり、気がついたら監督をやることになっていたんです。   ─ GMもそうですが、“ギャングスターズ愛”がすごいですね。監督になって感じる醍醐味はありますか?   西村さん: 普通の生活では味わえないドキドキ感があることです。勝負に対する興奮だけでなく、体と体がぶつかり合うダイナミズムもアメフトならではの魅力だと思います。それと何といっても、選手の成長を間近で見られることです。ギャングスターズに入部する選手の多くは未経験者で、入部時は細かった体が、上級生になるとガッチリとしたアメフト体型になるんです。精神面もかなりしっかりします。選手たちが成長する姿を見ると、自分のことのように嬉しく感じます。 ハンパない目ヂカラ 小動物くらいなら気絶させそう   ─ イカ京な学生も入部したりするのですか? 西村さん: イカ京かどうかは分かりませんが、“おもろいことをしたい”、“世界に出て活躍したい”といった、エネルギーレベルの高い人は多いです。私は「成長=体験×気づく力」だと考えているので、アメフト以外にもいろいろ経験できる機会をつくっています。例えば、留学を制限していませんし、第一線で活躍されている方の講演会を開いたりしています。以前、選手からアウンサンスーチーさんのお話を聞きたいという声があがり、選手が中心となって動き、京大にお招きすることができました。   ─ すごいですね。監督ご自身も“おもろいことをやったろ”精神をおもちなんでしょうね。   西村さん: それの固まりですね。以前に性格判断テストを受けたら、そういう結果が出ました(笑)。アイデアが溢れ出てきて、周りの人が困るパターンじゃないでしょうか。ありがたいことにチームのみんなは、時には戸惑いながらもついてきてくれています。   ─ 思い切って言わせていただきますが、チームの公式サイトの監督の写真、めちゃめちゃ怖い顔してはりますよね。いつもあんな感じなんですか?   西村さん: 集中すると自然と眉間にシワが寄ってしまうんです。娘たちにも時々「お父さん、怖い」と言われます。   ─ お子さんにあの顔はやめてあげてください。夜泣きします。   西村さん: 気をつけます(笑)。でもこう見えて練習ではほとんど怒らないんですよ。主将やコーチをしていた頃は結構厳しいタイプでしたが、そういう姿勢では限界があることに気づいたんです。こちらが設定したことを“させる”のではなく、選手の可能性を引き出す土台づくりを手伝うことが、指導者の役割だと考えています。 主将やコーチをしていた頃は厳しかったという監督・・・ ううっ!圧倒的なオーラが!   ─ とんでもなく怖い人だと思っていましたが誤解でした。ところで、お休みの日はどんなことをして過ごされているのですか?   西村さん: 正直、休みがほとんどない状態で……。昔はサーフィンをしていましたが、今はこれといった趣味がない状態です。時間があるとクラブハウスに来て、選手と話をしています。子どもと遊ぶ時間がいちばんほっこりするのですが、最近はあまり相手にしてくれなくて……。   ─ さっきまでの力強さはどこにいったんですか?! しょぼくれた姿は圧倒的に似合いませんよ。   西村さん: いやいや、お恥ずかしい。話題を戻して、先ほども言ったようにギャングスターズには「おもろいことをやってやろう!」という意気込みのある学生が多いので、もっと突き抜けて、自分の想像を超えるようなことをしでかすバックアップをしていきたいと考えています。 ご家族や選手の話になると、やさしいモードに   全身からエネルギーが湧き出る西村監督。ただパワフルなだけでなく、温かい人柄であることが伝わってきました。GMもそうですが、アメフトをしている人って、やさしくてロジカルな方が多い印象を受けました。   強さの秘密がここにある!ギャングスターズの練習に潜入 「それでは続きましてグラウンドをご案内します」と、マネージャー兼広報担当である長野さんのスマートなエスコートにより、農学部グラウンドへ移動。 吉田キャンパスの北東部に位置する農学部グラウンドは、全面に人工芝が敷かれ、オーロラビジョンやスタンドもある充実ぶり。ここでギャングスターズをはじめさまざまなクラブが練習をしています。 京大の中に、こんなに本格的なグラウンドがあるとは   この日は午後6時から練習開始。選手たちはそれぞれウォームアップした後、黙々と個人練習。キャッチボールをする人、ランニングをする人、タックルの練習をする人など、練習内容はさまざま。練習メニューは分単位で決められていて、システマチックに進んでいきます。 それぞれの課題に取り組む選手たち   ※遊んでいるのではありません 体幹運動です   激しいヒットの練習 ブチ当るだけでなく、押し上げるのがポイント     個人練習が一段落すると、今度はオフェンスチームとディフェンスチームに別れて練習。コーチが実践を交えながら要点を的確にアドバイス。選手たちの横にはスタッフもピッタリとついていて、用具の準備やビデオ撮影、戦術の確認などをしています。スタッフも含めてひとつのチームであることを実感。 だんだんとアメフト感のある練習になってきました   この頃になると、先ほどまで冷静沈着に案内をしてくれていた長野さんの落ち着きがなくなる。どうやら蚊にたかられていた模様。京大生も虫よけをぬり忘れることあるんですね。 蚊に刺されながらも笑顔でナビしてくださった長野さん   オフェンス、ディフェンスそれぞれの練習が終わると、次はパスやフィールドゴールなど、各ポジションの専門的な練習に移ります。 キック力と正確性にビックリ!     締めは試合形式での練習。ライバルチームのフォーメーションを再現し、プレイを重ねることで戦略のブラッシュアップを行います。 ザッツ・アメフトなシーン 間近で見るとエキサイトします   こうした練習の最中は時折掛け声があがるものの、いかにも体育会系な叫び声はありません。この辺りも、今どきなクラブの雰囲気が伝わってきます。 こうして午後8時30分に練習終了。ダラダラと長くするよりも、濃い内容を集中して行う方が効果的とのこと。 思てたんと違う?! 明るくお茶目な主将のリアルボイス 選手たちは後片付けの後、クラブハウスに戻り、みんなで晩ご飯を食べてエネルギーをチャージ。このチャンスを逃してはならぬと、主将の植村佳史さんにお話をうかがいました。 練習後にも関わらず、 笑顔でインタビューに応じてくれた植村さん   ─ 植村さんがアメフトをはじめたきっかけは?   植村さん: 中学まで野球をしていたのですが、ひじを故障して高校からアメフトに転向しました。入学した高校がアメフトの強豪校で、全国相手に戦えることに魅力を感じたことが大きな動機です。   ─ クラブ活動と受験勉強を両立させるのは大変だったんじゃないですか?   両立できませんでした(笑)。現役では合格できず、1年間浪人して京大に入学したんです。高校時代から大介さん(西村監督)とは会って話す機会があり、その度に「京大で一緒にがんばろう!」と声をかけてもらい、僕も「京大しかない」と気合いが入りました。でも模試などの成績が思うように上がらず大介さんに相談したところ、「京大に合格するのは難しいかも」と言われたんです。衝撃でした。当時は指導者が「合格できないかも」って言うってどういうこと?と思いましたが、今ではそう言って僕を奮い立たせてくれたんだと理解しています(笑)。 監督へのチクリとしたコメントは 信頼関係があるからこそ   ─ 実際にギャングスターズに入部しての感想は?   植村さん: まず、4回生がすすんで雑用をしているのが衝撃でした。上下関係もいい意味でユルく、先輩から「ご飯食べに行こう」と誘ってもらったり。高校のクラブは上下関係が厳しく、いろいろ仕切りもあっただけに、ギャップの大きさに驚きました。もちろん自分たちが上級生になっても、ギャングスターズの文化は受け継いでいます。   ─ 練習に関しては?   植村さん: 高校とは気をつかうところが違うというか、疲れるところが違います。高校時代は“しなければならない”という気持ちが強くて、メンタル面の疲労が大きかったですね。ギャングスターズに入ってからは、練習によるフィジカル面の疲労なので心地良いです。練習内容に関しても選手からリクエストを出すと、トレーナーやコーチたちがそれを取入れたメニューをつくってくれるのでありがたいです。   ─ 植村さんは、なぜ主将になったのですか?   植村さん: 日本一になりたいと思って京大に来たものの、まだ目標を達成することはできていません。最後の1年は悔いがないよう、自分が先頭に立って日本一を目指そうと思いました。しかし、キャプテンとしての初戦は責任感と不安で思うように体が動きませんでした。よく「主将になるとパフォーマンスが落ちる」と言われるのですが、それまで僕は「そんなワケはない」と思っていたんです。ところがいざ自分がその立場になると、その通りになってしまいました。この壁をどうやって打ち破るかが、自分のこれからの課題です。   ─ カッコいいですね。モテるでしょう。   植村さん: それはないです。   ─ そんな謙遜して。本当はモテ   植村さん: ないです。一切ないです。僕だけでなく、他の部員もモテないです。ここまでモテないのは、ゴリゴリの体育会系のノリというイメージが定着していることも影響していると思います。 何とかしてください!   「モテない」のかぶせが速い! ─ ・・・ま、まあ、できる限り、皆さんの素の姿を伝えるようにがんばります。ところで、京大のアメフト部ならではの特徴ってありますか?   植村さん: みんな理屈っぽいので、ミーティングになるとそれぞれが意見を出し、話がなかなかまとまらないことです。入部した頃は「めんどくさッ!」と思いました。でも、それも学年に関係なく自分の意見を言えるギャングスターズの良いところです。主将となった今は、みんなの意見を一通り聞いたうえで、客観的に考えてベストと思う案をチョイスするよう心がけています。   ─ これからの目標は?   植村さん: もちろん日本一になることです。卒業後は、名刺がなくても「アイツと仕事がしたい」と思ってもらえるようになりたいです。そのためにもアメフトだけでなく、人間力も研かないといけませんね。 夢を語る表情が輝いていました 若者らしい、清々しいコメント。こうした言葉が自然に出てくるところが素晴しい。 ギャングスターズはこれから秋のシーズン戦に向けてサマーキャンプなどを行い、チーム強化を図るとのこと。創部70周年の今年こそ、念願の日本一を勝ち取ってくれることを期待しています。私たちも応援します!     [取材を終えて] 今回ギャングスターズを取材させてもらい、チームを運営するスタッフと選手の歯車がしっかりとかみ合っている印象を強く受けました。それは、クラブが長い歴史の中で培ってきた文化や、GMや監督がもつノウハウ、そして選手の夢と努力があってこそ。 正直なところ1日の取材だけてはアメフトに関する詳しいところまでは理解できませんでしたが、チームに関わる人たちの目が輝いていることはビシビシ感じることができました。 京大のアメフト部で日本一を目指す皆さん、カッコいいです。 なお、2017年は8月25日から公式戦が始まります。 スケジュールは次の通りです。 〈秋季リーグ戦〉 8月25日(金) 関西大学戦   18:45K.O. @西京極陸上競技場兼球技場 9月9日(土) 龍谷大学戦   17:00K.O. @神戸市立王子スタジアム 9月22日(金) 関西学院大学戦 18:45K.O. @西京極陸上競技場兼球技場 10月 7日(土) 立命館大学戦  15:00K.O. @宝が池球技場 10月21日(土)  同志社大学戦  12:00K.O. @西京極陸上競技場兼球技場 11月 4日(土) 桃山学院大学戦 15:00K.O. @EXPO FLASH FIELD 11月18日(土)  甲南大学戦   14:00K.O. @EXPO FLASH FIELD   <ポストシーズン戦> 11月26日(日) 西日本代表校 4回戦 13:00K.O. @名古屋市港サッカー場 (関西学生Div.1 2位vs西日本代表校3回戦勝者) 12月 3日(日) 西日本代表校決定戦 決勝 14:05K.O. @万博記念競技場 (関西学生Div.1 1位vs西日本代表校4回戦勝者) 12月17日(日) 毎日甲子園ボウル 13:05K.O. @阪神甲子園球場 1月 3日(水) ライスボウル K.O.時間未定 @東京ドーム   詳しくはギャングスターズ公式サイトへ http://gangsters-web.com/ PREV NEXT おすすめ記事 No.9 2017.03.13 花山天文台 一般公開[歴史的価値の高い天文機器に会いにいこう] No.12 2017.03.06 幕末の歴史を紐解く ものすごい建物「尊攘堂」、の巻 No.37 2019.03.28 南海トラフ地震を想定したアプリ「逃げトレ」が挑む 脱!マニュアル避難訓練!! よく読まれている記事 2019.09.26サイコパスはためらわない?−−嘘つきの脳のメカニズム 2023.10.25「ミス・ワールド・ジャパン」で2年連続、日本代表に!女性リーダーの輩出を目指す京... 2022.12.21気にも留めていなかった昆虫が、実はすごい存在かも。化学生態学の研究室で生まれた「... 京都大学の「自由」が生み出す、すべてがここに。 サイトポリシー

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